#学生LT に参加して、エンジニアとして強くならなければならないと思った。

-Warning-
この記事は全て主観とうろ覚えの内容で書かれているので信憑性などの保証はしません

ことの始まりは、学校の前期試験が終わったあとの友人の一言だった。

学生LT行かへんか?」

その時の私はたまたま開催されていたGit(ファイルの変更履歴を管理するソフトウェア)に関する学内勉強会に偶然で参加し、意識が10%くらい上に向いていた。

しかし私は開発したものの実績も薄く、なによりも行くのが若干怖い。どんな人間が居るのか本気で恐ろしく感じた。
話についていけるかわからないし、話を振られたときショックのあまり病院に運ばれないだろうか。

それでも

毎年東京に何かしら理由つけて行っていたし、聞くだけの参加枠がまだ残っていたのもあって結局この学生LT大会に参加することとなった。

というわけで。

パパっと新幹線で名古屋から行ってきた。

さて、お初の人からしたら「さっきからLTってなんだよ」と感じる人もいるかもしれないので説明を挟む。分かる人はフォントが通常の大きさに戻るまで飛ばして頂きたい。
"LT"とは"Lightning Talk"の略称で、自分の紹介したいものを5分以内でプレゼンするプレゼンテーション形式のことをいう。テーマは問わず、開発したものの話はもちろん、曲の話でも何でも良い。

このLT形式のプレゼンの最大の利点は、聞く人間と話す人間、双方の負担が驚異的に軽減されることである。
この5分という絶妙な時間配分によって聞く側も話題についていくことが苦にならず、またプレゼンターも内容が薄かろうが濃かろうが時間いっぱいに話すことができる。

5分が長くね?という人は試しに喋りながらタイマーを設定してみてほしい。自分が初めてやった場合の話になるが、逆に時間調整が難しい。話を削ったり、言い回しを変えたりして時間に収めたりする。気になった人はconnpassで探せばいくらでもあるので行ってみてね。

8/10。昼に東京に着いて、そこからコミケに行ってきた。ここでそれについて話すと
長くなってしまうのでやる気があれば別の記事で書く。

さて当日8/11であるが、会場はなんと品川グランドセントラルタワー。
あのMicrosoftの日本本社ビルである。
友人と品川駅で待ち合わせをして1時間?くらい迷ったが無事到着し、エレベーターで31階へ。

それから昼1:30頃に開始し、HoloLensのプレゼンでJackMasaki氏が登壇。HoloLens高い。だがそれに見合う価値は確実にある。といった印象を受けた。

そこからは事前にLT枠で申し込んでいた人達のプレゼンなのだが、これが内容が濃いものばかりで圧倒された。ものすごい。

エコロというハードウェアを開発し、ネットワークでカメラなどを接続することで大学にマシンを置くだけで講義に出席したりすることができるカオス大学のカオス研究室と題された発表

お絵かきはいいぞ、という発表(めちゃめちゃ面白かった)

画像から3Dモデルを作るOpenMVSというソフトウェアプロジェクト発表

どれもかしこも濃い。多分このブログの記事より濃い。

だが一番記憶に焼き付いた発表はこれまで聞いたどんな話よりも強烈であり、説得力に満ち、おそらく一生涯忘れることのないであろう内容だった。そして、この記事を書いている最大の理由である。

題名「学生エンジニアが時給を上げる方法」

うろ覚えで間違っている可能性もあるが内容を挙げると、

人材とは「企業に居なくてはならない存在」である、しかし大手は大抵もう既にその条件に見合った人間を捕まえている。であればどうするのが正解なのか
答えとしては「スタートアップの企業に行く」こと。そこで知見をつけつつ会社での存在感を上げることが一番近道である

という内容だった。気がする。

この記事の内容を見るだけだと「は?」なのだが、Youtubeに配信のアーカイブが残っているのでぜひとも見てほしい。リンクは記事の最後尾に載せる。

話を戻すが、100%の同意と共に「自分が今置かれている状況」を誤認していたのかもしれないと考えさせられた。

エンジニアとしては確かに知識は必要だ。しかしそれ以上に必要なものがあって、もしかしたら自分はそこを履き違えていたのかもしれない。

知識よりも「経験」が物を言う点である。

いなくてはならない人間にまずジョブチェンジし、そこでレベル(経験)を上げる。それを達成できたとき、会社を変えるか、居座るかの選択が出来ようというものである。

なんでもいい、自分の興味のある範囲でまずはキチンと成果を上げ、それを見てもらうことがエンジニアには重要なのだとこの発表を聞いて自分はそう受け取った。論点違ってたらすいません。

エンジニアという職業には成長していくことが絶対的に必要であり、それを辞めることは自殺行為に等しい。俺たちは強くなっていかなければならない。

私もあんまりエンジニアとしてはかなり弱い部類になる。ド○クエで例えるなら鍋の蓋が盾になっているレベルで、スライムくんすら倒せないのではなかろうか。

だが、私の記事を見て何か感じた貴方。

一緒に強くなっていこう。

心強い味方も多く存在する。Google先生やTwitterの強い人達など、壁に当たって困ってしまっても助けてくれる人々は様々なコミュニティの中にいる。

ここまで読んでくれてありがとう。一緒に頑張ろうぜ。


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